言いたいことがある。
普段から「霜降り明星が好きだ」と公言していると、友人からよくこんな事を聞かれる。
私は毎回愚問だなと思う。霜降り明星が好きだと言っているのだから2人共好きに決まっているだろう。いや、正確には2人の漫才、かけ合い、今に至るまでの軌跡を含めてまるごと好きなのである。粗品、せいや単体に向いた感情ではない‥‥タブン。
このような事を話すと毎回言われることがある。
「へー。せいやが好きだと思ってた。」
私はなぜか少しムッとした感情を覚える。なぜ?
一般的に粗品はしっかり者で見た目もシュッとしている、せいやはいじられキャラでだらしないというイメージを持たれている(と私が勝手に思っている)。だからせいやが好き=ダメンズ好き、と脳が無意識に変換して、そうではないと反抗心からムッとしてしまうのだろうか。
それともせいやを単体にされたことによって芸人というより一人の男として見ている感が否めなく、恥ずかしくなったからだろうか。俳優やアイドルとは違って、芸人界隈では男芸人をビジュアル、性格など異性として応援してる女性ファンを「痛いファン」と叩く風習がある。私は彼らのお笑いが好きなんだぞ!!という安いプライドがそうさせたのかもしれない。